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あれから50年・・・」 その―3
(1964年のサンホセ・プルア会議は、50年後の地球を心配した宇宙人の計らいだった)


2013−03−01  ハリー古山


* 求められていたのは宇宙船だけではない。
あの日から50年経って・・ついに惑星間の宇宙旅行が可能な「地球製・宇宙船」を完成させたとしても・・・それだけではまだ足りない!

宇 宙船の開発に伴う科学技術の進歩と同様に、この50年間求められていたもっと重要なものは地球人の意識的な部分の改革であり、富と名声と戦いに明け暮れて いる地球人の生活習慣から離脱してより宇宙的な目標を持った生き方へと変えることにあった。それなくては新しい世界にたどり着いたとしても地球人は自分た ちの住む場所が全くない・・という現実に直面するからだ。
いや・・その前に行けない可能性も出てくる・・だろう。
一般的な地球人の精神レベルは、進化した惑星の住民たちに比べたら「月とスッポン」ほどの違いがある・・・と言ったら激怒する人がいるかもしれないが、私の言っている事はあまり間違ってはいないと思う。

好 戦的で攻撃的な内面を持つ今の地球人は新しい惑星に行ったとしても何かにつけて不満を言い、争いを起こす元になるだろうから彼らとしてはその前にある程度 の人選をするしかないのである。まあ・・これは仕方の無い事だと思うし、新しい惑星に平和な世界を築くためには軽い想念チェックのようなものが必要になっ てくるのだ。
誰だって凶器を隠し持った人間の隣に住みたくはないはずだから、個人的にはやってもらう方に賛成する。
最終的には今の太陽系が始まった時と同じように、人々の精神的レベルによって移住できる惑星も決まってくるだろうと思う。

幸か不幸か現段階でも惑星間宇宙船の建造が遅れている地球人は、他の惑星からの宇宙船に援助を求めるしかないのだが、万が一・・・救助の宇宙船に乗れなかったとしてもあまり悲観する事はない。
最後は、素直に己の魂に聞けば良いことだ・・・
もし、その気があるのなら「どうか、新しい世界に連れて行ってください!」って心でつぶやけば、一瞬の内に自分の魂はどこかに飛んで行く。それが、生まれ変わる・・と言う事だから、宇宙船の救助がなくても新しい惑星に行けるような魂と精神状態でありたい。
私などが言えるような立場ではないが「私はダメかもしれないな〜」なんて心配する人がいたとしても、今から自分を変える努力をすれば間に合うのではないかと思う。


* 2013年の現状
さて現実の世界を見てみると・・最近、やけに簡単に人を殺す「凶悪犯罪」が多過ぎることに気づきませんか? 
世界中の人々のモラルの低下が著しく加速しているように感じている今の地球・・・
どんどん平和とは程遠い世界に進んでいるようなこの地球の現状を、あなたはどう見ていますか?
地球人の一番の欠点は、自分の思い通りに行かないとすぐ憤慨したりブチ切れたりして力ずくで変えようとするその利己的なところです。
とにかく地球上には気の短い好戦的な人々が多過ぎる・・・これが一番の問題です。
この精神的な大問題を直さない事には(直らないかもしれないが)他の惑星に行けるチャンスが少しずつ遠のくことは間違いありません。

感情をコントロールする・・という事に関しては非常に問題点が見えるこの世界の人々。
他人の言葉には全く耳をかさず、自分の意見や考えだけを押し付ける人・・・
これは、全てを自分中心に回そうとする極めて利己的な心にコントロールされている自分がいるからですが、本人にそんな認識は全くないようです。
悪化する一方!・・・としか思えない人々のモラル低下は老若男女の全てに当てはまり、危険信号が点滅し始めたような気がする2013年の世界。
猛獣と化した人間が多くなり危険がいっぱいの世界にしか感じられますが、人々は前が見えない自分の魂をもうあきらめてしまっているのかもしれません。
そうなると、魂の存在自体が非常に危うくなって「消滅」という最悪の結果に陥る可能性もあります。

私の周りだけではなく、どこの町にも性格的に問題のある人が非常に増えて来た様に感じる今日この頃・・・誰もがもう一度自分を見つめ直す必要がありそうです。
ま あ、ちょっとでも悪口を言われようものならすぐに感情をむき出しにして反撃体制に入る・・これこそが「りっぱな地球人の証?」なのかもしれませんが、この ままでは宇宙に類を見ない「ダイナマイト症」患者(振動を与えるとすぐ爆発する病気を持つ人)で溢れる惑星として長い間ブラック・リストに載ったままかも しれません。 そして間違いなく「星間トラベル・センター」では地球行き航路に「危険!!渡航禁止!!」の張り紙が張られているはずです・・・(もの凄 く、怖〜い惑星である事に間違いありませんから)


* 日本が直面している危機
それと今、日本と言う国が直面している国際情勢に対しても良く考えてみる時期だと思います。特に隣の大国との交友関係についてはいろいろと見直す必要があるかもしれません。
地球の歴史は戦争や略奪で野望を遂げようとする支配欲に駆られた人間の歴史・・・それが普通ですから、平和ボケ日本人のままではこれからの生き残りが厳しいと感じます。
幸い私はアメリカという多民族が寄り集まった国に長年住んでいましたので、国や民族の違いによる習慣と考え方の相違をいろいろ学び体験する機会に恵まれました。そして私なりに理解した民族性の違いがハッキリ見えています。
早く言えば、人間はみな同じ・・ではなく、みんな違う!という事。
ただ、同じところは・・富や名声に対する欲望、金銭欲と支配欲など・・そしてどこかに必ず潜んでいる人間本来の暖かさと優しさの友愛精神!

国と国、民族と民族の戦いは人間の意識レベルを極端に低下させるだけです。
どこの国も組織のトップたちは集団心理を利用して憎しみや怒りをあおるために住民たちをうまく操る工作員みたいなものですから、すぐ感情的に走る人は身を滅ぼす事になるでしょう。
これ以上に人々の意識レベルが低下したら、ほとんどの地球人には未来?がありません。
だからどんなことがあっても戦争だけは回避しなければならない!・・と私は思っていますが、ただ「友好的にと思っていたら、気が付いた時には占領されていた!」を取るか「それなりの武力で侵入者に備える!」を取るか・・人々はその選択をする時に来ている事は確かです。
こんな世界に住んでいるのですから、周りに流されず・・同調されず・・周囲に最大限の注意をはらいながら、あくまでも自分の意志を貫き通す精神力が試されているような気がしてなりません。
新しい太陽系の惑星で新たにスタートしようとする魂は、最後の最後まで自分らしい生き方を全うする事を考えて行動しないといけませんね。


* 2010年10月1日のCNNニュースに次のような記事がありました。
地球に最も似た惑星を発見 生命存在の可能性も
ワシントン(CNN) 米カリフォルニア大学と米カーネギー研究所の研究チームが、地球から20光年離れたところに地球と最も似た環境を持つと考えられる惑星を発見したと発表した。生命の存在に必要な基本条件が備わっているという。
銀河系ではこれまでに数百の太陽系外惑星が発見されているが、生命存在の可能性があると考えられるのはこの惑星が初めてだ。
スティーブン・ボーグト同大教授は「この惑星に生命の存在する可能性は100%だ」「ほとんど疑いはない」と語る。
今回の発見は、恒星グリーゼ581を11年間観測し続けている、ハワイにあるケック望遠鏡によるもの。カニングハム博士は、「こんなに早く見つかって驚いている」「非常に幸運だったとも言えるが、同様の惑星が比較的多く存在する可能性もある」と話した。


*次は2009年6月26日の朝日新聞から。
宇宙放射線が増加、太陽の活動低調で磁場弱まる 
宇 宙から地球に降り注ぐ放射線の量が1960年代以降で最大になっていることが、フィンランドのオウル大の観測でわかった。太陽活動が過去100年で最弱レ ベルに落ち込んでいる影響で、放射線量はこれまでのピークの平均より5%ほど多いという。太陽活動が盛んだと、太陽の周りの磁場が強まる。太陽系外からき た放射線はこの磁場に遮られ、地球へ降り注ぐ量が減る。逆に太陽活動が低調だと、放射線量は増える。 名古屋大太陽地球環境研究所の観測では、太陽の北極と南極の磁場はここ数年、それ以前の半分程度に弱まっている。現在の太陽活動は黒点の減少から、100 年ぶりの低水準とされるが、放射線量の増加は、それを裏づけるものだ。


* これからの地球は・・・?
これから・・・地球はどうなるのでしょう? まったく目が離せなくなってしまいました。
日 本経済を守って行く為にはどうしても原発が必要だと言う考えはわからなくはないが、福島原発と同じような事故が浜岡原発やその他の施設で同時に起きたら日 本は終わりを迎えるかもしれません。テレビや新聞では太平洋側の南海トラフ地震だけが注目されていますが、日本海側でも大地震が目の前に迫っているように 私は感じています。
日本という国は「崖の上に建っている積み木の家」みたいなものですから、巨大な地震が連動して起きたら全てが倒壊する可能性が あります。 また、空からの脅威として危険度が非常に高くなっている隕石の落下なども警戒する必要がありますが、大地震とそれに連動する火山の大噴火の両 方が近い内に起きるような気がしてなりません。

世界中の大地が、空が、海が・・・人間の作り出した原発からの放射性物質やその他の施設から出る危険な廃棄物で汚染され続けて行く・・・ 
この美しい地球の自然が、貪欲な人間たちによって奪われ破壊され続けて行く・・・
人は、こんな美しい惑星をなぜ粗末にし続けるのだろう? 私にはとても理解できない!

何 十万年も前に、原子力エネルギーの誤用によって滅亡した大文明が地球上には存在していた・・と、ある宇宙人から聞いた事がある。 という事は、地球の歴史 で最も進化を遂げたこの近代文明も悪魔の囁きに心を奪われた人間の手によって自滅の道をたどる運命にあるのだろうか・・・太陽系の終末と重なるような今の 地球の現状は、この惑星が背負っている宿命なのか?

*写真は、プルアにあった中庭の噴水。ここのベンチに座ってゆったり時間を過ごすのが気持ち良かった。


* Kさんの夢
最 近、私の親友Kさんから「今から4年前の2009年1月に、巨大地震と大洪水が起きている夢を見ていた」事を告げられました。その夢があまりにもリアル だったので、とても忘れることは出来ないとも言っていました。この災害は東北とか関東とかいう局地的な大地震ではなくて、もっと広範囲の地域が揺れていた とてつもない巨大地震だったそうです。 そして、彼が夢の中でハッキリと覚えていた重大なことは・・・その日が「2014年の、ある日」だったという事。  私が心配している時期と偶然にも一致しているのがとても不思議です。
この時、彼の目線は高層ビルよりも高く・・飛行機よりも低い高度だったようですから、きっと宇宙船の中から見ていた光景だったのかもしれません。


* 2000年の年越しキャンプ
話は変わりますが、私は以前2000年と言う世界はやって来ないと信じていた時がありました。なぜならアメリカで活動していた当時、その組織の宇宙人情報として伝えられていたので当然それを信じていたわけです。
そ れで、1999年の大晦日に私は仲の良い友人たちを誘って町から離れた砂漠の荒野へ年越しキャンプに出かけました。 「もし何かが起こったら・・」の事を 考えての行動だったのですが、大地震とかテロリストによる襲撃などで近くの原発が大惨事になった時の事を考えて出来るだけ遠くに離れていようと思ったので す。
そして、もっと遠くに非難しなければいけない事も考慮してこの場所を選んでいたのですが、友人たちには余計な事は何も言っていません。

そ の原発の名前は「サン・オノーフリ原発」と言って、ロスとサンディエゴの間の海岸線にあり、私の住んでいたオーションサイドからはたった30キロしか離れ ていない所に存在していたのです。 私の友人(宇宙の)は「原発からは少なくても100キロは離れているように・・」と、かねがね忠告してくれていました が、それはアメリカ政府が非難基準としている数字(原発から50マイル=80キロ)に近いものでした。
我々が目指したキャンプ地はボレゴ砂漠のある地点で、直線距離にして原発から100キロ以上は離れていた所でした。 それに原発の存在する西側には高い山々が壁のように南北に立ちはだかっていたので非常に安全な場所だと私は感じていたのです。
その時は運良く何も起こらず2000年の正月がやって来て内心ホッとしていたのですが、次の年の2001年9月11日に「アメリカ同時多発テロ事件」という大惨事が起きてしまったことは誰もが知るところです。


* 自分の道をハイキング・・・
あれから50年・・・この世界は人道的で友愛精神の強い友好的な宇宙人からの援助があり平和な関与が続いたのだが、近年は支配的で物欲の強い地球人に良く似た宇宙人たちからの関与の方に大きく変化してしまったようだ。それを地球人が選んだのだから仕方が無い。
このコラムを読まれている方は間違いなく何処かに転生する魂を持っておられると信じていますが、今のままで満足することなく・・ちょっとでも、より自分らしい自分を目指して毎日を過ごされますように・・・
少なくても私の中では、いつも悪魔と天使の戦いが続いていますので・・・偉そうな事は言えませんが、日曜の礼拝に行くよりも・・日曜の勉強会に行くよりも・・裸足で砂浜からエネルギーを充電する方が魂の成長にはもっと有効的に感じます。
いずれにせよ、自分を見つけるには自然との会話がベストなことに間違いありません。

「靴を脱いで、裸足のまま浜辺の波打ち際を歩いてみてください。
自然との一体感を感じる時まで・・・命の充電をしてください。
海から、大地から・・・この地球のパワーを身体の隅々に流し込んでリフレッシュしましょう!」 
と言うことで・・・3月8日から10日まで沖縄のある浜辺で、楽しい研修をすることにしました。 まあ〜これは「遊び」と言う・・「野外授業」です。

人の生き方は様々・・・しかし、人はそれぞれが自分しか歩けない道をハイキングしている。
他人の道を、後から付いて行ってはいけない!
自分の道を、他人に押し付けてはいけない!

歩いたら休み・・休んだら歩きしながら、この世界で生きる全ての命の尊さを学びながら、今ある時間を大切にして行きましょう・・・
「自分は、このままでいいのか?」を自問し、何かを少し変える時が来ているような気がします。


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