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「15の・・冬」

2013−10−07  ハリー古山

 


昔、アメリカでUFO活動をしていた時の仲間の何人かが他界していたことを、最近ある友人から知らされた。
「もう・・そんな歳になっていたのか?!」と一瞬考えてしまったのだが、人はいつまでも若くはない・・改めて時の流れというものをヒシヒシと感じてしまう。 彼らは私よりも年上だったので、先に行くのは当たり前の事なのだろう・・・
彼らとは・・色々な事があったが「過去は・・楽しかった思い出だけを残して、後は忘れる」それが私のやり方。
長い人生は・・この惑星だけではありませんから。
いつ何処で、誰とまた会うか?・・なんて想像もつきませんよね。
正直・・人間関係は怖〜いです。(別に深い意味なんてありませんよ)

世界は広いし、宇宙はもっと広いですから・・「もう二度と出会う事なんかないでしょ!!」と思っている人でも、不思議な事にまたバッタリ出くわして・・「え〜っ!どうして〜?ゲゲッー!そんなハズでは!」だったりする事もあるんでしょうね・・・きっと。 

それが楽しいのか楽しくないのかはわかりませんが、
そんな時は逃げ隠れしないで・・ごく自然に自分のままで、また会えればいいんじゃないでしょうか。
それまで「みんな・・・エンジョイ・ライフ・・・良い旅を!!」

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さて・・2020年のオリンピック開催都市が東京に決まりました。
いいですね〜・・・7年後の未来に向けて人々に夢と希望が生まれましたし、ついでに日本の経済も良くなって周りの国にも脅かされない強い国にならなければいけない・・と思っています。
阿部首相は、福島原発から大量の放射性物質を含んだ汚染水が今も海に流れ続けている現状については「アンダー・コントロール」という言葉を使い、だから東京は安全で何の心配もないと言われましたが、この国は・・近い将来に起こるであろう大地震の心配と、メルトダウン事故を起こした福島原発からの放射能漏れ(本当は、メルト・スルーした核燃料が地中深くまで入り込んでいる深刻な状態なのではないだろうか?・・だとすると、怖い言い方ですが「アウト・オブ・コントロール!」が正確な言葉です)という2つの大きな問題を抱えたままである事は確かです。
しかし・・せっかく東京に決まったのですから私個人としては少なくても7年後の2020年東京オリンピックが終わるまで、このまま何も起こらないように祈るばかりです。

かつて・・宇宙人たちは「この太陽系が危機的な状態に陥った時には、ただちに地球人に警告をする・・」と言っていました。
しかしながら、今この現状下で何も用意が出来ていない人々にあえてそれを告げるのが良い事なのかどうか?私には疑問です。
「地球規模の大災害が起きるので、すぐ避難する必要がある!」・・と言われても、すぐ対応出来ないのが目に見えていますので日常生活にただパニックを起こさせるだけになるかもしれません。それよりも・・知らないまま毎日の生活に明け暮れする方が幸せな生き方になるかも?・・とも考えます。

相変わらず世の中には「大地震が起きる!・・大災害が起こる!」と言って、世の中を騒がしてい予言者たちが多く存在していますが、彼らには心を乱されないように注意してください。(・・と言っても、引きつけられる人にはそれなりの理由がありますので仕方ありません)

「R.小鳥」とか「B.F」とか・・どう見ても私の知っている進化した宇宙人たちのフィーリングとはほど遠い怪しい人物たちがいますが、彼らがこの世界で何をしようとしているのか・・不可解です。 
ある予言者が言っている予言が正しいかどうか?の質問を良く受けますが、私の知る限りではただの「たわごと(戯言)」としか思えない予言がほとんどです。(結果的に、言っている事はウソばかりですから・・外れてばかりの天気予報みたいなものです)しかし、1つだけ注意しなければいけないことは、彼らは自分の能力を1から100に偽装する事にたけているマジシャンだという事です。
東日本大震災の体験があれば、次に「富士山の大噴火」とか「東海・南海トラフ大地震」とかが、いつ起きても不思議ではない事くらい誰でも感じています。
過去の記録をたどってみれば、そうなるだろう・・と地震学の専門家が普通に言っていることですから、別に予言者が余計な雑音を出さなくても結構です。
それから、世界中の異常気象を見ていれば・・この日本にも、今までにない災害がいつ何処に起きても不思議ではない事くらい、私だけではなく誰もが感じている事です。
これからは「竜巻」や「台風」、「豪雨」などを甘く見ないでください。
天候などを全く気にしないで行動する人を見かけますが、それは大らかな性格とか勇気のある行動などではなく・・命取りの無知な行動だ!と気づく時です。

とにかく地球規模の異常気象は更に続きますから、他人の言葉には惑わされないで・・自分で考えて、自分で判断して、自分なりの行動をとってください。
警戒感を失わずに、最大限の安全対策を常に考えて行動することが今とても重要だと思います。

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話は変わりますが・・最近特に問題になっている「いじめ」と「集団暴行事件」について、これからお話したいと思います。
今、「いじめ」や「集団暴行」などが非常に問題になっていますが、私にも思い出したくない体験がありました。

それは、私が15才・・・の時でした。
中学3年生の冬だったと記憶していますが、学校からの帰り道・・・「ちょっと話があるから、顔をかしてくれ・・」と背後から話しかけて来た2人の同級生がいました。もう暗くなっていた田舎道での事でした。彼らの道案内で県道からそれて暗闇の小道に入って行くと墓地の前に着きました。すると墓石の背後に隠れていたと思われる何人もの学生服姿の男たちが突然現れて私を囲んだのです。良く見ると、その数は12人・・・冷静だったので一人一人の顔をはっきりと確認して覚えています。

さて、その話・・とやらなんですが、不良のリーダー格が言うには「お前の態度が気に食わねんだよ!(と、今までの数々の恨みを聞かされた)・・ふざけるんじゃねーぞ!」という事でしたので、私は自分も悪かったな〜と感じて素直に「それは、すまなかった!」と謝ったのですが、そうは問屋がおろしてくれませんでした。「な・に〜!それで済むと思ってんのかよー!」とクールな笑を浮かべた次の瞬間、私の顔を殴ってきたのです。よろけながらも私は反射的に身構えてしまいました。相手は、まさか私が反撃するなどとは思っていなかったようで・・「やんのかー!」と驚いたようでした。

でもあの時にケンカが始まっていたら、私はどうなっていたのかわかりません。
たぶん12対1の圧倒的な数の力でやられていたに違いないのですが・・私は逃げませんでした。私には、彼らのこの卑怯なやり方が絶対に許せなかったからです。 

実は私・・今までに1度もケンカなどしたことがなかったので、どうやってケンカをしたら良いのか全く自信がありませんでしたし、相手に負傷を負わせる事なども考えられませんでした。でも私はスポーツ万能で運動神経が非常に良かったものですから、こんな奴らに負ける気がしなかったのです。(危ない!・・隠れていた戦士の記憶に火が付いてしまったのかな?)
多勢に無勢?・・圧倒的不利?・・そんな事は関係ない。
私を取り囲んだ12人の同級生の顔を一人一人眺めたら、その半分は無理やり不良たちの命令で参加してしまったような者もいたので、かわいそうに・・と思いました。

そして、いざ戦闘開始・・というその時に、中学校で働いている「お手伝いのオバサン」がこの道を歩いて来たのです。(後で考えると、これは天の助け・・でした)
その瞬間、彼らはパッとどこかに隠れてしまいました。
オバサンが驚いた様子で私の顔を見ながら「どうしたの?」と聞くので事情を話すと「早く逃げなさい!・・今から学校へ行って先生を呼んでくるから」と言ってくれたのですが、私はそこに残っていました。すると間もなく血相を変えたH先生が学校から走って来たのです。
まあ・・それでひとまず終わったのでその後の話はカットしますが、この事件は学校内で大騒ぎになってしまいました。それは、私が「生徒会長」だった事にも原因していたようです。今だったらテレビで報道されてしまうかもしれませんが、これはある田舎の中学校で起きた「集団暴行未遂事件」のお話です。

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中学校の時は野球と陸上に夢中でしたが、全く興味がなかった選挙に出されて不幸にも選ばれてしまった・・生徒会長でした。
でも、なってしまったからには私に出来る改善をしよう・・という気持ちで下級生や弱い者たちを守ろうと「いじめ」には正義感を貫いたのですが、それと反対に同級生の男たちのプライドを傷つけ、嫌われる原因を作っていたようでした。
弱い者イジメや集団リンチというのは、なぜか昔から当たり前のように行われていた習慣でしたが、私はそれを見過ごせなくて・・下級生がイジメられているのを見たら必ず助けに入っていたものです。
でもそれは余りにも無謀なチャレンジでした・・・
一人で先頭を走っていても、その後ろから付いてくる者がいなければ何も変わりやしません。
だから不良の同級生からしてみれば、私は余計な事に口を出す邪魔者以外の何者でもなかったようです。そして、彼らのプライドを潰す生意気な奴でもあったと思います。そんな彼らの気持ちを全く気づかないで、正義感だけにとらわれ過ぎていた愚かな少年が・・私でした。

十代半ばまでの青い頃は・・人としての理想像をあまりにも追及し過ぎたせいか、馬鹿が付く正直さと・・糞が付く真面目さと・・そして正義感だけにとらわれ過ぎていた田舎の少年だったような気がします。
自分なりに一生懸命がんばって生きていたように覚えているのですが、今思うとただの青二才のする行動ばかりでした。

その当時の私は「出る杭は打たれる」という諺など全く知らない、生意気な若者だったのかも知れません。そんな私の間違いが分った時・・不良たちには申し訳なく感じたのですが、同時に「これからは、みんな好きに生きればいいさ・・自分で選ぶ道だから・・私は、もう何も口出しなんかしないよ・・」と考えるようになり、同級生からはどんどん孤立して行く自分がいたのを覚えています。

正しいことをしようとすると・・邪魔をされ、嫌われる。
良い方向に変えて行こうとすると・・阻止される。
この世界の不条理さを、この時期に嫌というほど体験するとは思っていませんでした。
これが、若い時に味わった人生の最初の挫折・・・だったと思います。

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皆さんの中にも私とは違ったニガイ体験をされている方がいると思いますが、私たちは・・この世界では、ある意味で「よそ者」であり、色々と馴染めない事ばかりありますが、一人でも頑張ってください。
世界は広いですから・・そのうちに必ず友は現れるものです。
同じような波動を持った仲間と出会い・・そして、人は強くなって行きます。

「自分は誰なのか・・・?
この世界で何をしたいのか・・何が出来るのか・・?」

それらを探求し続けて行く事が大切だと思います。
生きるために、楽しい事をして・・そこに自分なりの天国を見いだすこと。
また、自分の中の神と対話し、常にその声を「指標」として進むべきだと思っています。

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